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「店頭受取り型」書店に注目 |
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「宅配」のデメリット オンライン書店といえば、「宅配」というイメージがある。 実際にほとんどの書店が「宅配」に応じてくれるし、ユーザーとしても自宅に届けてくれるのならこれほど便利なことはない。 ところが、仕事や学校の都合で帰宅する時間が不規則な人も多いはず。 そのため、宅配便で本が届く時に、自宅にいられないということを私自身多く経験している。帰宅して「不在者通知」が届いていても、宅配便の会社に連絡するのもちょっと面倒くさいし・・・ 近くのコンビニや書店でのでの受取りもできる そこで最近では、受取り方法の「多様化」が図られるようになった。 従来のように「宅配」だけではなく、「店頭受取り」というやり方を採用している書店も多くなっている。 これは、オンライン書店がコンビニや書店チェーンなどと提携することで、そこの店頭で支払いと受取りができるシステムだ。 「コンビニ」型 店頭受取りは「コンビニ」型と「書店」型に分かれる。 まず、「コンビニ」型の代表は、全国のセブンイレブンで受取りができるイーエスブックスだ。 セブンイレブンであればどこでも24時間好きな時に受取りができ、さらに(いまのところ)送料・手数料が無料というのも大きなメリット。 その他には、ファミマ・ドット・コムのコンテンツ、ファミマ・ブック・サービス、えきネットもコンビニ型の典型だ。前者は全国のファミリーマートで、後者は全国のローソンで、ともに送料・手数料無料で受け取ることができる。 オンライン書店の老舗本屋さんも一部ミニストップでの受取りを行なっている。 また、変わったところではJR西日本のキオスク・駅コンビニでの受け渡しを行なっているえきーぷもある(もちろん営業時間のみ利用可能)。 「書店」型 「書店」型は、ジュンク堂、ネットダイレクト旭屋書店、全国書店ネットワーク e-hon、本やタウンがその代表だ。 ジュンク堂やネットダイレクトでは、インターネットで注文した本を、自社店頭で支払い・受取りをすることができる。そして当然手数料・送料は無料となる。 そして、大手の書店チェーンではなく、街の本屋さんで受取りができるのが、e-honと本やタウンである。 それぞれトーハンと日販といった大手取次(本の問屋さん)が運営しているオンライン書店で、全国の1000をこえる書店での本の支払い・受取りが可能となっている。もちろん、送料・手数料は無料だ。 受取り方法が多様であるかどうかというのは、書店を評価する基準の一つであるけれど、それだけですべてを判断することはもちろんできない。ただ、こうしたサービスは、クレジットカードでネットショッピングをすることに抵抗がある人たちにも安心感を与えてくれるものでもあるだろう。
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